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四国EVラリーフェスティバルin徳島1999初参加のため自動車のナンバー取得が大会1週間前にずれ込み、十分な準備が出来ない状態であった。また、応用研究の授業の一環として20名の学生を引率して参加した。ディスタンス競技では、制御系のトラブルから第2レグをキャンセルすることになり、大きな失点となった。しかし、テスト走行で判明した駆動系のトラブルを抱えながら最後まで走行することができ、性能計測会では、二人のドライバーのチームワークから走行性能競技会で総合3位を勝ち取ることができた。
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四国EVラリーフェスティバルin高知2000車両は、1月から3月にかけて駆動系を全面的に見直しモータ支持の部分から作り直した。バッテリも36AHから52AHへ容量アップし、重量増加が最小限になるように改造を加えた。大会においては、昨年に比べて走行性能がアップしていることを確認することができた。しかしコースの下調べ不足から初歩的なミスを犯して失点することになった。車両の完成度と運転テクニックをもう少し詰めれば、優勝が手に届くレベルになることを確信した。
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四国EVラリーフェスティバルin琴平2001今回は、改造個所の見直しと新たにソーラーカーの技術を最大限利用することと事前のコース下見、走行テストでのデータ分析など多くのレースマネージメントを実践した。しかし、バッテリの改造で極板を傷める結果となり最終的に昨年度のバッテリを大部分使用しての参加となった。また、計測システムにおいては、速度測定に信頼性を欠き十分なデータ分析が行えなかった。性能の落ちたバッテリを酷使したこととそのバッテリに十分な充電が行えなかったことが最大の敗因である。上位のチームは、新しい充電システムを採用していてこのことが成績に直接表れることとなった。3回の参加でハードとソフトの両面から十分なアプローチが必要であることを再認識できた。
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四国EVラリーフェスティバル2002モータ・コントローラの産学共同開発の第1ステップとして、日本製のモータを搭載予定であったが、シャシダイナモメータ上での試験の結果、十分な性能が得られないことが分かり急遽以前から使用しているアメリカ製のモータに戻した。この変更作業に大きな時間を費やしたために、事前の走行テストが十分に行うことが出来なかった。また、予期せぬモータートラブルからラリー出発直前まで、修理作業が続くこととなった。しかし、この経験が四国一周駅“電”でのトラブルを克服する結果となり、予定より早く一周することができた。2日間の競技では、今回導入した急速バッテリ充電システムが予想以上の性能を発揮し、12時間30分の制限時間を2時間程度残して、初めての完走を達成することが出来た。これも、8月19日から現地入りし、20日からの四国一周駅“電”において各人のポテンシャルが高まってきたこととチームとしての士気が高まった結果であると思います。
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