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2011/4/20~28 バッテリ下ろし
作者 EV森岡   


年に数回行う、カリーナEVのバッテリを行いました。バッテリの取り付け具合の確認や個別充電を行って調整をするためです。

カリーナEVはフロントとリアトランクにバッテリを積んでいます。今回はリアトランクに積まれているバッテリから下ろすことになりました。

まずは各バッテリを繋いでいる配線を外し、それからバッテリを固定しているステーおよびフレームを分解していきます。

バッテリを固定しているフレームはしっかりと車体に取り付けられているため、トランク内より動かすことが出来ません。そのため少し辛い体勢での作業が続きます。









フレームを分解し終えると、バッテリを一つずつトランクより下ろします。バッテリはひとつあたり20kgほどあるので、これも良い運動に。いかにバッテリが大きくて重たいか体験する良い機会になります。

また、今回のバッテリ下ろしには、このバッテリを支えているフレームを作り直すという目的も含まれています。

ここで使われているフレームにはガタが見られ、バッテリが揺れ動く危険があるからです。

バッテリの寸法取りや、上手くバッテリを支えることの出来る形を探します。

リアトランクのバッテリ下ろしが終わると、今度はフロントに積まれているバッテリを下ろします。



こちらは車体下部より取り付ける形になっているので、車体をリフトで持ち上げ、バッテリだけを下ろしてくる形になります。まるごとバッテリを下ろすので、細心の注意を払って作業を行います。

 フロントは下ろすとこんな感じになります。バッテリは4つ搭載されています。

ここで作業を切り替えて、今度はリアブレーキの調整を行います。正確にはサイドブレーキの調整です。

以前からサイドブレーキが緩くなっているのが明らかだったので、ここでついでに整備を行ってしまいます。

本来は自動調整機能がついているはずなので、サイドブレーキが緩むということは無いはずなのですが、どうにも調子が良くないようです。交換パーツなどは手元にないので、ここは手動で緩みを直すことにしました。

 バッテリの調整、寸法取りが済んだ後は、再び車体に搭載し直します。下ろすよりも載せるほうが大変だったりします。

これで無事に載せ直し、作業は終了です。今後はバッテリを支えるフレームのモックアップを作成します。

 
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