四国EVラリーフェスティバル2002 |
モータ・コントローラの産学共同開発の第1ステップとして、日本製のモータを搭載予定であったが、シャシダイナモメータ上での試験の結果、十分な性能が得られないことが分かり急遽以前から使用しているアメリカ製のモータに戻した。この変更作業に大きな時間を費やしたために、事前の走行テストが十分に行うことが出来なかった。また、予期せぬモータートラブルからラリー出発直前まで、修理作業が続くこととなった。しかし、この経験が四国一周駅“電”でのトラブルを克服する結果となり、予定より早く一周することができた。2日間の競技では、今回導入した急速バッテリ充電システムが予想以上の性能を発揮し、12時間30分の制限時間を2時間程度残して、初めての完走を達成することが出来た。これも、8月19日から現地入りし、20日からの四国一周駅“電”において各人のポテンシャルが高まってきたこととチームとしての士気が高まった結果であると思います。
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