引き続いて、二月中に、ある程度の外装などを取り外す作業を行いました。
フロントフェンダーに続いて、後部ピラーやサイドスカートを外しながら、内装部分にも手をつけます。シートはフルバケットシートのように背もたれは固定式であり、さらに運転席側はシートレールがありますが、助手席側は完全固定となっていました。
外装がある程度外れると、車体は見るも無惨な状態に……。
AZ-1を洗車及び外装等の取り外しを行いました。
洗車は大まかに全体に行い、その後エンジンフードとボンネット先に取り外し個々に洗浄を行います。
取り外しはエンジンフードから。エンジンカウルは、M10のボルトが 左右2本ずつ合計4本で止められていました。
写真でも見て取れるように電気系統のものがまったく取り付けられていないので非常に簡単に取り外すことができました。
新たなEVを製作しようという案は去年から出ていたのですが、ついに、EVプロジェクトに新型EVのベース車両となるマツダオートザムAZ-1が運ばれてきました。
写真等で見るAZ-1と違いかなり小さい印象です。AZ-1は大学に到着後、すぐにEVプロジェクトのガレージに運び込まれ、まずは大まかに車両の状態チェックを行いました。
AZ-1を運び込む際、リヤのデフがロックしており、曲がりくねった道をAZ-1を押して移動させるとき非常に重たくなっていました。。
六月に引き続いて、車検のための確認を行います。
車両をリフトで持ち上げ、ブレーキ周りの配管やブーツの破れ、ナット等の緩みなどがないかひとつずつ確認します。
ブレーキも再度、パッドにきちんと残りがあるかを確認。
今年はカリーナEVの車検があるので、それに向けての車両の準備を行います。
ウォッシャー液などの基本的な装備を確認した後に、大学にてスピードテストを行い、メータなどに誤差がないことを確認します。
しばらく置いていた、取り外したバッテリの積込作業を行いました。
まずはフロントバッテリ。固定フレームより取り外したバッテリを元の形に戻し、通電を確認しながらひとつずつ慎重にバッテリ同士を繋いでいきます。
何度か行っていることなので、スムーズに作業は進みました。