2003年8月、四国にてEVフェスティバル2003が行われました。EVフェスティバルは電気自動車の普及と環境問題のアピールを目的としたもので、それにはEVで四国一周を目指す四国EV駅"電"と、性能を競い合うEVラリーの二つのイベントがあります。

私たちは2つのイベントに参加し、EV駅"電"では19〜21日の三日間で制覇し、23・24日に行われたEVラリーではカテゴリ1−2(鉛酸バッテリー使用車)のロングディスタンス・燃費計測の二部門において優勝を飾ることができました。

電気自動車の普及と環境問題のアピールすることを目的としたイベントで、四国内の主要道路沿道に分散配置された充電設備を利用して充電しながら走行します。走行するコースや日程、充電計画は各チーム独自に立案します。今回、我々は四国全域で活躍されている大阪産業大学のOBの応援で電源設備を借り、充電させていただく事ができました。その甲斐もあり、8月19日から8月21日の3日間で完走することに成功しました。また、ドライバーは今回2003モデルの製作に参加した短期大学部学生全員が担当しました。

EVラリーは電気自動車の性能を競い合う競技です。この競技では各EVはカテゴリ分けされます。私たちはカテゴリ1-2(鉛電池使用車)に参加しました。

1-2にはロングディスタンス・燃費計測・未舗装路走行の3部門があります。ロングディスタンスはあらかじめ用意された複数のコースを決められた時間内でどこまで走行できるかを競い合い、燃費計測では用意されたコースを走行するのに消費した電力を計測し燃費を算出・競い合います。また、未舗装路走行は決められたダートコース走行にかかる時間を競い合います。

私たちはロングディスタンス・燃費計測の2部門で優勝を勝ち取ることができました。